リノベーション材料について

リノベーションされた賃貸物件を見るとき、クロス、床、お風呂、キッチンなど設備面をチェックすると思います。
さらにその先、リノベーションの際に使われている材料についてもチェックしてみるといいと思います。

住宅に使われる材料には、「老いる」材料、「汚れる」材料があると言われます。
「汚れる」というのは使っていて汚くなるということ、しかし「老いる」というのは経年変化することです。
経年変化することで、味わいが出てきて美しくなる材料も存在します。

例えば床がフローリングの賃貸物件の場合、ウレタンコーティングされたものなのか、無垢材のフローリングなのかチェックしてみましょう。
一般的に賃貸物件ではウレタンコーティングのものが多い気はします。
しかし最近ではリノベーションして無垢のフローリングにしている部屋も増えています。
無垢材は自然の風合いを残しつつ、経年変化して次第にいい色合いになっていきます。
長く使い続けたいと思う場合、無垢の方がいいと思います。

賃貸物件では、退去するときに原状回復することが基本となっています。
これは日本の文化のようなもので、海外ではほとんどありません。
原状回復することで、きれいになって次に借りる人も気持ち良く借りられるという考えもあります。
しかしそのためにどうせ張り替えるからと安い材料を使い、住む人も汚れを気にせず、部屋に愛着も持たずに住むことになるのです。
汚れたところはきれいにするべきですが、いいものはいい、そのまま使い続けられる部分があってもいいのではないでしょうか。
賃貸でも自分が住む場所に愛着を持つことができるように、長く使い続けることができるように、汚れるのではなく老いる材料を使っているこだわりの家を探してみるのもいいと思います。借金するならどれがいい?消費者金融・街金・闇金・カードキャッシングの違い