テレビと両国国技館で観る大相撲観戦

数年前から大相撲観戦にはまっています。母は昔から祖父の影響もあって観ていましたが、何気なく観ているうちに、今は私の方がすっかり夢中になってしまいました。
テレビだと常に正面からなので、一番見やすい角度から観戦出来るし、VTRでもう一度確認する事が出来ますから、ひとつの取組に対して付加価値がたくさんあります。

そして解説も的確で面白いんです。でも次第に、テレビで観ているだけでは物足りなくなり、チケットを取って会場にまで足を運ぶようになりました。
関東在中の為、観戦は年3回、両国国技館に限られます。テレビでは味わえない魅力は、開場の時点から溢れます。
チケットもぎりの親方との触れ合いから始まり、力士の入り待ち、お目当てのグッズ、両国国技館でしか味わえないちゃんこなど。
そして何より、生の臨場感といったらたまりません。

土俵入りもさることながら、真剣勝負は迫力がまるで違います。
すり鉢状の会場ゆえ、歓声や熱気も一点に集中するので、観ているだけのこちらにもつい力が入ってしまう程です。
ご贔屓力士が白星をあげた瞬間は、テレビ観戦の何十倍もの喜びが体中から爆発するのが分かります。
15日間の内14日はテレビの前で、そして1日は会場で。
どちらもそれぞれ違う楽しみ方を味わえる、私の大事な趣味です。