子供の成長とともに欠かせない安全対策

子供たちの成長とともに行動範囲も広まって嬉しい限りですが、反面、危険も身近なものになってきます。それは戸外のみならず屋内でも。
実は、子供たちのケガは戸外よりも屋内でのものの方が多いといわれています。

一歩外に出ると「交通事故」「海やプールでの事故」「遊具での事故」や「車の中での熱中症」など、生死にかかわる危険が多く目につくので「家庭内なら安心」と思いがちですが、実際はそうではありません。

たかだか10cmほどのお風呂の残り湯で溺れてしまったり、熱したアイロンを触ってしまったり、駐佐那おもちゃを口に入れてしまったり、果ては階段から足を踏み外してしまったりと日常生活の中にも危険が潜んでいるんです。また、一見危険とは思えないようなものでも大ケガをしてしまったりもします。

例えば、「ドア」など。通気をよくするために開けておいたドアが風で急にしまって指を切断! 
このような事故が実際に相次いでいます。その数は1年間に全国で100件ともいわれるほど。

家の中だから大丈夫! などと気を許していると取り返しのつかないケガにつながるかもしれません。
取り付けも簡単なドアの指詰め対策の「はさマンモス」など家庭内で使う安全グッズも販売されていますので、まだ小さいお子さんのいるご家庭ではチェックしてみると良いかもしれません。